星月夜 ゴッホ
南フランスの聖ポール療養院でゴッホが見た星空とは?
「星月夜(ほしづきよ)」は、ポスト印象派の代表的画家ゴッホ(Vincent van Gogh)による1889年の作品。
フランスサン=レミ=ド=プロヴァンスのサン=ポール・ド・モゾル修道院の精神病院で療養中に描かれた。
ノストラダムスの生まれた町
サン=レミ=ド=プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)は、南仏アヴィニョン(Avignon)の約20km南に位置する人口1万人ほどの町。サン=レモワ(Saint-Rémois)とも呼ばれる。
この町は、16世紀の医師・占星術師ノストラダムスの生地としても知られ、生家とされる建物にはその旨を記したプレートがつけられている。
ゴッホが入院した聖ポール療養院(Saint Paul de Mausole)は、現在でも診療が行われており、ゴッホの病室や回廊も公開されている。