ルネサンス絵画(イタリア)
Italian Renaissance painting

代表的な画家・芸術家 有名な作品解説

ダ・ヴィンチ「モナ・リザ

イタリア・ルネサンス美術が頂点を極めた16世紀初頭。この盛期ルネサンスに活躍した三大巨匠による作品は、その後長らく西洋美術の理想の時代とみなされた。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)
『最後の晩餐』、『モナ・リザ』などの絵画のみならず、彫刻、建築、数学天文学など様々な分野で研究を残した万能の天才。
ミケランジェロ(1475-1564)
西洋で最も巨大な絵画の一つとも言われるバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井フレスコ画が特に有名。
ラファエロ(1483-1520)
ラファエロは、それまでの芸術手法を統合・洗練して、女性的で優雅な様式を確立した総合芸術の天才。
エル・グレコ (1541-1614)
ギリシャからスペインのトレドに移住異邦人画家。ルネサンス後期マニエリスム。

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世界の有名な絵画・画家 作品の解説
ゴッホ、ピカソ、ルーベンス、フェルメールなど、世界的に有名な画家による絵画・美術作品の解説
バロック絵画
バロック期には、風景画、風俗画、静物画などの日常に根ざしたジャンルが確立した。ルーベンス、レンブラントらは、オランダ絵画の黄金時代を築いた。
ロマン主義
ゴヤ、ドラクロワなど、19世紀ヨーロッパの文化的傾向「ロマン主義」は、反伝統的で自由と解放を求める革新的な思潮・姿勢・美的態度に関わるものであった。
写実主義
ミレーやクールベなど、19世紀半ばには、現実を美化せずに客観的に描くという美術上の試みがなされた。
印象派
形態の明確な描写よりも、それをつつむ光の変化や空気感など一瞬の印象を捉え、再現しようとする様式。ルノワール、マネ、モネ、ピサロなど。
ポスト印象派(後期印象派)
ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど、厳密な形態の復活、原始的な題材や激しい色彩の導入などの独自の特徴を生み出し、20世紀美術のさきがけとなった。