ダビデ像 ミケランジェロ
ピエタと並ぶミケランジェロの代表作 ～羊飼いの少年ダビデ～
「ダビデ像」は、イタリア・ルネサンス期の巨匠ミケランジェロによる彫刻。1501年から制作を開始し、1504年9月8日に公開した。
ピエタと並ぶミケランジェロの代表作であるばかりでなく、ルネサンス期を通じて最も卓越した作品の一つである。
大理石で身の丈5,17メートルにかたどられたこの像は、旧約聖書の登場人物ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現している。
ペリシテの巨人兵士ゴリアテ
ゴリアテは、旧約聖書のサムエル記に登場するペリシテ人の巨人兵士。
羊飼いの少年であったダビデが投石器から放った石を額に受けて昏倒し、自らの剣で首を刎ねられた。
英語発音でゴライアス（Goliath）とも呼ばれる。
天空の城ラピュタのゴリアテ
ゴリアテといえば、スタジオジブリ製作のアニメ映画「天空の城ラピュタ」で、軍隊がラピュタ捜索のために使った飛行戦艦ゴリアテが登場する。
ムスカ大佐一行はゴリアテに乗り込み、飛行石の示す道をたどってラピュタへ向かった。